認知症の人や家族にとって、病気であることを意識せず本人と家族が参加できる空間はとても大切です。カフェ瀬戸の海はひとりひとりが自分のペースに合わせて参加できる場です。カフェの運営は認知症の知識や理解のある者で行っています。
カフェ瀬戸の海では、認知症に関するご相談を受け付けおります。ご相談には専門職が対応いたします。お気軽にスタッフにお声かけください。
認知症と診断された当事者の方やそのご家族。最近、物忘れが気になると心配している方やそのご家族。地域に在住されている認知症に関心のある方、などお気軽にご参加ください。
令和5年4月11日(火)
桜の花は見ごろを終え、葉桜の緑が初々しいこの季節。今回は新年度初回ということで、毎年恒例の河口先生より「認知症への理解」と題した講演会を行いました。今回も例年通り多くの方々にご参加いただくことができました。
令和5年6月13日(火)
今年は梅雨入りが例年より早く、鬱陶しい天気が続いている今日この頃。
今回のカフェ瀬戸の海では「知りたい介護サービス」と題して、玉野市介護支援専門員協会より講師の方をお招きして介護サービスについての説明や紹介を行なっていただきました。
令和5年7月11日(火)
梅雨の合間の暑さに、今年の夏も厳しくなりそうな予感がする今日この頃。
今回のカフェ瀬戸の海では、「バランスの良い食事」と題して、普段の食事や栄養についての講義を管理栄養士の先生に行なっていただきました。
令和4年9月13日(火)
9月に入ってもまだまだ暑いこの季節。秋の訪れが本当に待ち遠しく感じます。
今回のカフェ瀬戸の海では薬剤師の先生をお招きして「薬について」の勉強会を行いました。
令和4年10月11日(火)
10月に入り、少し涼しくなってはきたものの、朝夕の寒暖差が激しく体調面には少し厳しいこの季節。
今回のカフェ瀬戸の海では玉野市の危機管理課より講師をお招きして「備えよう防災」の出前講座を行いました。
令和4年11月8日(火)
山も赤や黄色に紅葉し、過ごしやすい日々が続いている今日この頃。
今回のカフェ瀬戸の海では、6月に開催した玉野市認知症ケアパスについての勉強会の第2弾を行いました。
令和4年12月13日(火)
本格的な寒さの到来とともに年末の慌ただしさを感じる季節になってまいりました。
今年最後のカフェ瀬戸の海では、毎年恒例の「介護家族の体験談」を行いました。今年は2名の方にお話を伺い、介護の大変さだけでははく、介護を通じて得られたものなども教えていただくことで、参加者の方に介護をより身近に自分事として捉えていただける機会となりました。
家族介護は自分にとって一番距離の近い方を介護するため、関係性がとても重要になります。例えば実の親と義理の親では、微妙に距離感が違うため介護に対する考え方や想いも変わってくるもの。また家庭の中では女性が母親の役割と妻の役割など、一人で複数の役割を持つことが多く、その役割ごとに関係性が変わってくるのも特徴です。
お二人のお話を伺った後、参加者の皆さんで意見交換を行いました。高齢の参加者の方からは「自分も介護をしていた。自分の母親が祖母を世話をしているのを見ていたので、当たり前のことと思っていた。」との意見を伺いました。核家族化により同居家族が減少していることも、介護の問題をより複雑にしているのかもしれません。しかし体験談の中で、介護を通して家族が一つのチームとなり、より関係性が深まったとのお話もいただきました。世代に関係なく一人一人が認知症を正しく理解することで、介護家族の負担が軽減し認知症の方がより暮らしやすい環境が整うのではないかと思いました。
午後からは今回特別に中国銀行より認知症とお金に関してのお話がありました。認知症になり自分での判断ができなくなってしまった場合、銀行での取引はできなくなってしまいます。そこで認知症になる前から成年後見制度を利用したり、認知症に備えて行える貯蓄管理などを教えて頂きました。最後には質問タイムがあり、個々の参加者の相談に応じていただきました。皆さん熱心にお話を聞いておられ、認知症に関するまた別の視点での理解が深まったのではないかと思います。
令和5年2月14日(火)
2月ももう半ば。一年で一番寒さが厳しく、春の訪れが待ち遠しいこの季節。
1月はお休みだったため、今回が今年初となったカフェ瀬戸の海。今回は昨年開催した玉野市認知症セミナーの第3部シンポジウム「本人が主体で考えられる地域づくり」を鑑賞し、「認知症になっても安心できる地域づくり」について皆さんと一緒に考え、認知症の理解を深めました。