認知症対応型共同生活介護
認知症のある方が、家庭的な雰囲気の中で24時間スタッフの介護を受けながら少人数で一緒に生活するところです。
『物忘れを認め、同じ痛みを持った仲間同士が家庭的な雰囲気で「今、ここで」を大切に笑顔あふれる生活ができるところ』を理念にしています。
居間でゆったりと昔話をしたり、食事の用意をしたり、洗濯物を畳んだり、みんなと一緒に過ごします。
お部屋は、個室でプライバシーが保てます。
今まで使っていた家具や思い出の品を持ち込むことができるので、 落ち着いて過ごすことができます。
私たちは、活き活きとした、笑顔あふれる、その人らしい日々を送っていただけるよう共に生きたいと思います。
定員:2ユニット 18名
構造:鉄筋3階建て
見学・相談は随時行っております。
〒706-0011 岡山県玉野市宇野2-19-18
TEL:0863-32-5093
令和4年2月3日(木)
行事はみんなで楽しもう ~節分祭~
1月はいぬ、2月は逃げる、3月は去る。つい先日、年が明けたように感じるこの季節。コロナ禍であってもそれは変わらず「はえーなぁ。1年あっという間じゃ。」と声が聞こえてきます。
そして気が付けばもう節分。毎年酷使してきた羽織袴はもうボロボロ。今年は何年かぶりに袴つくりに皆さんで挑みました。まずは袴用に新聞を真っ黒にせっせと塗っていきます。
「ここは前身かな?」「これは襟になるん?」とあ~でもないこ~でもないとワイワイにぎやかです。型ができたら好きな柄を選んで数日かけて丁寧に貼って完成です。2Fでは鬼の金棒とお面を作りました。あとは当日のお楽しみ!
そして2月3日、節分当日!外は凍えるような空気の中でも、やっぱり外でみんなで楽しみたい!ということであれこれ着込んであったかくしていざ外へ!
まずは「鬼のパンツは~いいパンツ~♪」としっかりと体を動かして準備運動。寒いけれど、久しぶりに外でみんなで集まると笑顔も一杯。今年の福女のお二人がみんなで作った羽織袴に着替えて皆さんの前へ。「よぉ似合っとるよぉ~」「作ったん?すごいなぁ~」と盛り上がます。
まずは酢飯づくり。1F・2Fどちらからも合わせ酢のいい香りが漂います。アナゴ、卵、きゅうり、エビフライ、牛肉、カニカマ等々、具もたくさん用意して好きな具を好きなだけ♪
年明けよりコロナの第6波がやってきて、面会や外出が中止になり、ようやく元の生活に戻りつつあった日常から真っ逆さまな状況となった矢先の節分祭。だからこそ皆さんにはしっかりと楽しんでいただくことを一番に考えました。「ありがとう。良かったわぁ」の言葉に少しほっとすると同時に、皆さんの持つ力強さを感じることができました。来年こそ皆さんと一緒に、大手を振って豆まきを楽しむことができるよう願っています。