[グループホームこまくさ]2月活動報告

令和3年2月2日(火)

巻き寿司作り&節分祭

 「今年の節分は2月3日じゃなくて2月2日なんだって!」と言うと、皆さん「え~ほんまかなぁ?」「そんなことあるん?知らなんだ」と信じられない様子。しかし「124年ぶりなんだって!」の一言で、今度は皆さん「そりゃ知らんはずじゃ~」と大笑い。こうして始まった今年の節分祭、その様子をご覧ください。

 節分と言えば恒例の巻き寿司作り。今年も各ユニットとも頑張って作りました。「具を入れすぎたわぁ~」「あ!キュウリ入れりゃ良かった!」などなど会話も弾み、今年も大盛り上がりの巻き寿司作りとなりました。自分たちで作った巻き寿司はこの日の昼食となり、「え~お味よ」「何本でもいけるよ!」と、皆さんでおいしくいただきました!

 2月初旬で寒さが厳しいとはいえ、短時間を前提に今年の豆まきは屋外で行い、マスクを装着した上で皆さん一定の距離を保つことで新型コロナ感染症対策とさせていただきました。せっかく寒い中、皆さんで外に出るならと他にも楽しみごとをしたいということでお菓子まきも行うことになりました。

 まずは皆さんで一曲歌ってしっかり体を温めます♪すると間もなく鬼が登場!!皆さん「ほれ来た!」「鬼は~外!」と大きな声を出しながら力強く豆を投げ、鬼を退治しました。

 そして鬼が去ると…上の方から「いくよ~!」「受け取ってよ~!」とお菓子まきスタート!次から次へとどんどんお菓子が降ってきます。大きく手を振り「こっちも~」と呼びかける人や「あんたにこれあげら~」と、となりの人にお菓子を分けている人。「よう取らんわ~」と、おっかなびっくりの人もいたり、それぞれ皆さんの個性も出ていました。そして「よ~け取れた!」「楽しかった♪」と皆さんが手にしていた袋がお菓子でパンパンになったところで今年の節分祭は幕を閉じました。

 お菓子まきの途中、こまくさの前をお子様連れの一行が通るのを見かけました。例年なら気軽に「ご一緒にいかがですか」と声をかけていたに違いありません。しかし今はコロナ禍、誘うどころか気軽に声をかけることさえ憚られる状況。この状況の中で声をかけられた側の方はどのように感じるのかと悩み、結局声をかけることはありませんでした。寂しい反面、相手の立場になって考えることの大切さを感じることができたように思います。こうやってお互いの立場に立ち、気持ちを思いやることも、コロナ禍を乗り切っていくためには必要なことだと学ばせていただきました。