令和3年5月13日(火)
涙あり、笑いあり、おめでとうグループホームこまくさ祝20周年
令和3年5月13日、こまくさが誕生して満20歳を迎えました。本来ならば、何か形と記憶に残るようなイベントの開催を以前から計画していましたが、このコロナ禍のため敢えなく延期。それでも「今、ここで」の理念のもと、皆さんと一緒にこの記念日をお祝いしたい!という想いから、このコロナ禍でも出来る範囲の中で、出来ることを考えイベントを開催することになりました。
当日は皆さんマスクを着用し、対面にならないよう一定の距離を取って席についていただきました。
20周年のタイトルは「涙あり、笑いあり、おめでとうグループホームこまくさ祝20周年」。ホーム長の挨拶からお祝いの会が始まりました。こまくさの花は高山のような厳しい環境でも凛と咲く花だと聞き、皆さんが口々に「へぇ~知らんかった」と感心。そしてお祝いに頂いた胡蝶蘭にも「わぁキレイ」「立派じゃあ」と感動されていました。
挨拶に続いては、毎日の日課でもあるラジオ体操とパタカラ体操を行ないました。回数ややり方がユニット間で少し違うものの、日々の日課を全員で行うと何だか一体感のようなものが生まれます。続いてスタッフが代り合いながら、コグニサイズや計算、季節の歌や花笠音頭で20周年を皆さんでお祝いしました。「楽しいことは全部やりたい!」このごちゃ混ぜ感がこまくさらしさの一つでもあります。
続いて20周年の記念になるものを!と考え、机の上に現れたのは3m✕3mの大きな布。さすがに大きすぎるのでミシンと洋裁の達人のご利用者様お二人が丁寧にキレイにカット。
この布は皆さんとフィンガーペイントで彩り、20周年の記念の旗にするために用意しました。手に専用の絵具を塗られると皆さん「わ~」とびっくりされていましたが、白い布が少しずつ彩られていく内に、皆さん夢中になり真剣に取り組んで下さいました。まだまだ完成には程遠いですが、これから完成を目指して少しずつ進めてゆきたいと思います。
20周年を祝った後、昼食はこまくさの誕生日なので豪華な仕出し弁当を皆さんでいただきました。「腹がはち切れそうなわ」「おいしかった」と皆さん大満足されていました。
20年の間にはタイトルの通り、涙あり笑いあり、別れがあった分新しい出会いもあり、本当に様々なことがありました。こうして20周年を祝うことができたのは、現在そして今までこまくさを支えて下さった皆様からいただいた経験の積み重ねがあったからこそと思います。20周年を迎えるタイミングに新型コロナ感染症という想定外の壁によって、今までの日常がガラリと変わってしまいました。しかし、これまで20年間の経験を胸にこれを乗り越え、皆様と共にこの先30年40年と続いてゆけるようなこまくさにしてゆきたいと思います。