[カフェ瀬戸の海]2月活動報告

令和6年2月13日(火)

 あっという間に2月に入り、寒さが厳しい季節になってまいりました。

 今回のカフェ瀬戸の海では、「玉野市認知症ケアパスについて」お話を伺いました。ケアパスは地域で認知症と共に暮らすための道しるべ。今回も多くの方々にご参加いただきました。

 今回のカフェには本当に多くの方々にご参加いただきました。地域の認知症に対する意識の高さが伺え、認知症が他人ごとではなく自分のこととして捉えなければならない時代はもうすぐそこまで来ています。

 共生社会を目指して、地域で正しく認知症を理解すること。それはそう遠くない未来の自分のためにもなるのではないでしょうか。「認知症になっても安心して住み慣れた玉野で自分らしく暮らし続ける」今回のカフェが皆さんのお役に立てれば何よりです。

[カフェ瀬戸の海]12月活動報告

令和5年1212日(火)

 師走に入ったものの、今年の冬は暖冬で比較的暖かな年末となっております。

 そんな令和5年最後の認知症カフェは「運転免許と認知症」ということで玉野警察署より講師の方をお招きしお話をしていただきました。

やはり高齢者の運転免許に関する問題は多くの方が関心を持っておられたためか、多くの方々にご参加いただきました。中でも一番皆さんが興味を持っておられたのが、免許の更新についてのお話。何名かの方から質問やご意見をいただき、講師からの説明に皆さん大きくうなづいておられました。

近年高齢者が関わった交通事故が多発しており、社会的にも大きな問題として捉えられています。だからこそ今回のお話が皆さんのお役に少しでも立つことができればとても嬉しく思います。


令和5年度のカフェ開催の日程はこちらをクリックしてください(場所・時間等の変更はございません) 

日時:令和6年1月9日(火)

10:00〜15:00  (開催時間内は出入り自由です)

場所:すこやかセンター(玉野市総合保健福祉センター)大会議室

   岡山県玉野市奥玉1-18-5

参加費:200円(飲み物・お菓子付)

~皆様のご来場、お待ちしております~ 

[カフェ瀬戸の海]11月活動報告

令和5年11月14日(火)

 今年も秋が短く、夏が終われば冬が近いように感じる今日この頃。

 そんな今回のカフェ瀬戸の海では、昨年に引き続きダテ薬局より薬剤師の朝田央先生をお招きし「認知症・糖尿病・ダイエットの関係について」をテーマにお話をしていただきました。

認知症の発症リスクを高めることで知られている糖尿病。その原因から認知症に繋がる過程を詳しく教えていただきました。特に重要なのは食生活ということで、巷で話題になっている低GI食品のご紹介もしていただき、参加者の皆さんも自分の食生活を見直すきっかけになったのではないでしょうか。

 また口腔環境も大きく影響を与えるとのことで、その過程を詳しく教えていただくことで前回の歯科のお話をよりしっかりと理解することができました。最後のグループワークでは、皆さんが日頃から行なっている取り組みや講演会の感想などを話合い情報を共有することができました。

[カフェ瀬戸の海]10月活動報告

令和5年10月10日(火)

 朝夕の気温が少し下がったものの、日中の暑さは夏を思わせるこの季節。今年の秋も短く、夏が終わればすぐに冬に入ってしまうのでしょうか。

 さて今回のカフェ瀬戸の海では玉野歯科医師会より谷本先生をお招きして「お口の健康について」の講演会を行なっていただきました。後半には岡山県歯科衛生士会の延原さんより、より実践的な口腔ケアについてのお話を伺いました。

 谷本先生からは、口腔環境が認知症に与える影響や高齢化とともに変化する口腔環境についてお話がありました。普段からかかりつけの歯科医を見つけて、定期的に診察をうけることが望ましいと言われていました。また病院まで来られない方のために訪問診察をしてくださる歯科医もあると紹介していただきました。

 後半からは歯科衛生士の延原さんよりお話をいただきました。毎日のブラッシングの方法や簡単にできるお口の体操などより実践的なお話があり、皆さん熱心にお話を聞いておられました。

 認知症予防だけではなく健康寿命を延ばすためには、やはりお口の健康は欠かせません。そのためにも普段よりかかりつけの歯科医の先生に診てもらいながら口腔環境に気を付けてゆきたいものです。

[カフェ瀬戸の海]8月活動報告

令和5年8月8日(火)

 今年の夏も「危険な暑さ」と言われるほど本当に暑く、厳しい日々が続いております。

 今回のカフェ瀬戸の海では、介護を実際に行っているご家族の方をお招きし、介護体験談をお話いただきました。

 今回は3名の方にお話をいただきました。昨年もお話いただいた方は、後日談や現在の様子をお話いただきました。認知症は進行する病気ではあるものの、環境が整っていると進行のスピードが抑えられるというのは本当なのだと感じました。また今回初めてお話いただいた方は、介護される側の周りの環境を整えることに注力することで、その人らしい言動が見られるようになり、今の親子の形ができているのだと教えてくださりました。

 最後にグループワークを行いました。「自分が同じようにできるかは自信がない。」「自分の言動を振り返ることができて反省する点も多いと感じた。」「どうやったらあんな風にできるのか?」などそれぞれの参加者の方の心に何か響くものがあったように思いました。実際に介護を行なっている方のお話を聞く機会は少ないので、今回のカフェでの聴講がとても良い経験になったことと思います。